「今の契約って有期なの?無期なの?」
そう聞かれて、すぐに答えられる方はどのくらいいるでしょうか。なんとなく雇われて、なんとなく働いている。でも実は、「契約の種類」によって、将来の安定性や働き方に大きな違いがあるのです。
今回は「無期雇用」と「有期雇用」の違いや、それぞれのメリット・デメリット、そして自分に合った契約形態の見つけ方までを、デジりすさんとわかりやすくまとめていきます。
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デジキャリIT就労移行支援事業所のキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
無期雇用と有期雇用の基本的な定義

無期雇用とは、契約に「終了する日」が明記されていない雇用形態のことです。正社員として働く場合が代表的です。一度契約すると、本人が辞めるか会社から解雇されない限り、基本的に契約は続いていきます。
有期雇用とは、あらかじめ雇用期間が決められており、更新や終了が明確にされている契約です。例えば、「3か月更新」「1年契約」などの表記があり、アルバイトや契約社員に多く見られます。

こういう違いがあるんだね
無期雇用と有期雇用の違い
項目 | 無期雇用 | 有期雇用 |
雇用期間 | 無期限 | あらかじめ期限あり |
契約更新の有無 | 基本的に更新不要 | 更新が必要(都度判断) |
雇用の安定性 | 高い | 不安定な場合もある |
退職時期 | 本人都合 or 解雇時 | 契約満了 or 双方合意 |
有期雇用のメリットと注意点
リワークとは?メリットやデメリットも.jpg)
● メリット
- 比較的採用されやすい(企業側が人件費を抑えやすいため)
- 仕事内容が明確で、期限つきの業務に集中しやすい
- 自分に合わなければ、契約更新しないことで離職しやすい
● 注意点
- 雇用が不安定になりやすい(更新されないリスク)
- 正社員と比べると待遇面で差があることも
- 長期的なキャリアを築きにくい可能性がある
無期雇用のメリットと注意点
● メリット
- 雇用が安定しており、将来設計が立てやすい
- 昇給や福利厚生の対象になりやすい
- 職場内での信用が得られやすい
● 注意点
- 離職しにくいプレッシャーを感じることがある
- 異動や転勤がある職場も多い
- 決まった業務だけでなく、柔軟な対応を求められることも
無期転換ルールを知っていますか?

2013年からスタートした「無期転換ルール」によって、同じ会社で有期契約を5年以上繰り返している人は、本人が希望すれば無期雇用に切り替えられる制度があります。
どうやって無期転換する?
- 有期契約で通算5年を超えて勤務している
- 更新ごとに空白期間が6か月未満である
- 本人が「無期転換を申し込む」
※申し込み後の契約更新時に無期雇用へ切り替わる仕組みです。
ただし、契約の内容によっては対象外となることもあるため、職場の就業規則などを確認しましょう。

しっかり会社に確認しよう!
雇用形態が与える影響とは?
契約形態は、収入や生活の安定性だけでなく、自己肯定感やモチベーションにも影響します。
たとえば、有期契約だと「いつまで働けるかわからない」という不安から、職場で積極的に意見を言いにくかったり、自分のキャリアに自信が持てなかったりすることがあります。
逆に無期契約になると、職場内での信頼感が高まり、責任ある仕事を任されやすくなるケースもあります。
「自分に合った働き方」
無期雇用が向いている人
- 安定した収入と働き方を求めている
- 長期的に同じ職場でキャリアを積みたい
- 福利厚生なども重視している
有期雇用が向いている人
- 自由度の高い働き方がしたい
- いろんな職場を経験したい
- 自分の都合に合わせて働きたい
人生のステージや体調、家族の事情によっても「今、どちらが合っているか」は変わっていきます。
契約の不安は誰に相談すればいい?
「契約更新されるか不安」「将来が見えない」
そんなときは、一人で抱え込まず、次のような相談先を活用しましょう。
- ハローワーク:契約形態や求人内容について相談可能
- 就労移行支援事業所:障害のある方を対象に、安定した働き方を一緒に考えてくれます
- 労働組合・労基署:雇用契約に関するトラブルにも対応
まとめ

無期雇用と有期雇用、一見すると小さな違いのように見えるかもしれません。でも、それが将来の安心感や、働くことへのモチベーションに大きく影響することもあります。
どちらが“正解”ということはありません。大切なのは、「今の自分にとって、どんな働き方が合っているか」を考えることです。そして、働き方の選択肢はひとつではありません。
「不安なことがある」「今の契約でいいのか迷っている」
そんなときは、ぜひ身近な支援や制度を頼ってみてください。あなたに合った働き方が、きっと見つかります。
デジりすさんからのアドバイス
「どんな働き方が合っているのか
将来どのような働き方がしたいか考えてみよう」

今回は無期雇用、有期雇用についてお伝えしてきました。「無期雇用」と「有期雇用」の違いを知ることは、自分の人生設計や働き方の希望に沿った選択をするための第一歩です。
一見、契約期間の長さだけの違いに見えるかもしれませんが、実際には雇用の安定性、働き方の自由度、キャリア形成など、さまざまな影響があります。
たとえば、長く安定して働きたい方にとっては無期雇用のメリットが大きいでしょうし、ライフイベントに合わせて期間を決めて働きたい方には有期雇用がフィットするかもしれません。
そして、障害や病気を抱える方にとっては、契約形態に加えて支援制度や職場の理解も大切なポイントになります。
大事なのは、「どちらが正しいか」ではなく、「今の自分にとってどちらが心地よく、安心できるか」という視点です。焦らずに、自分の状態や希望を振り返りながら、必要であれば支援機関や専門家にも相談しつつ、納得のいく働き方を選んでいけるといいですね。
私たちデジキャリIT就労移行支援事業所では、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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