双極性障害者に対して企業は「極端な気分の浮沈がコンスタントな出勤や良好な人間関係を妨げてしまうだろう」との印象をもっています。一方で躁期と鬱期に適切に対応できる人なら大変有能であることも知っています。双極性障害者が企業から良い印象を持たれるコツについても解説します。|IT特化型就労移行支援事業所COCOCARA
双極性障害者に対する企業の印象とは?良い印象を与えるコツについても解説
双極性障害者に対して企業は
「極端な気分の浮沈がコンスタントな出勤や良好な人間関係を妨げてしまうだろう」
との印象をもっています。
一方で躁期と鬱期に適切に対応できる人なら大変有能な人材も多くいることも知っています。
双極性障害者が企業から良い印象を持たれるコツについて解説します。
双極性障害とはどんな病気?
双極性障害は大きく分けて2つのタイプがあります。躁期が顕著なⅠ型と鬱期が顕著なⅡ型です。
気分や感情の振幅が甚だしいため多くの場合周囲の人となんらかのトラブルを生んでしまいます。
ここでは仕事の上で双極性障害をもつ人材にはどのような特性があるかを簡単にみてみます。
双極性障害については過去のコラム記事
双極性障害の人が復職までの流れに乗る大変さとは?復職できるコツを解説|IT特化型就労移行支援事業所COCOCARA
も是非参考にされてください。
1.双極性障害Ⅰ型
- 注意力が散漫でケアレスミスや紛失などがみられる。
- 多弁で攻撃的である。
- 自意識が過剰で自己に対する誇大なイメージを持っている。
双極性障害Ⅰ型の人の職場での行動の特徴は以上のようになります。躁といってもいわゆる軽躁状態までなら、一見すると疲れも見せずバリバリ働くバイタリティ溢れる人物に見えます。けれど次第に上記のような状態となりいわゆる職場のトラブルメーカーとなります。
2.双極性障害Ⅱ型
- 不眠になり朝起きれず遅刻、欠勤が多くなる。
- 就労意欲が起きない。
- 頭もぼんやりして集中力が続かない。
Ⅰ型と違い周囲とトラブルを起こすことは少ないのですが、遅刻・欠勤が多くなり出勤しても仕事に集中できないため現実的には職場に迷惑な存在となってしまします。
双極性障害者と言われる著名人とは?
「企業が双極性障害の人材についてどのような印象を持つか?」
を考えるときに参考になるのが過去から現在までの双極性障害とされる有名人の存在です。
ここでは、
「過去のエピソードからそのように思われている有名人」
「医師から双極性障害と診断された、もしくは本人がカミングアウトした有名人」
に分けてみていきます。
双極性障害だと言われる歴史上の有名人
- 足利尊氏
- アイザックニュートン ※統合失調症だったとの説もあります。
- ジョン・アダムス 第2代アメリカ合衆国大統領
- ゲーテ ※クレッチマーから双極性障害だったのではと言われています。
- ベートーヴェン
- リンカーン 第16代アメリカ合衆国大統領
- ゴッホ ※ヤスパースは統合失調症との説を唱えています。
- セオドア・ルーズベルト 第26代アメリカ合衆国大統領
- 夏目漱石 ※統合失調症とする説もあります。
- ウィンストン・チャーチル
- 宮沢賢治
- ヘミングウェイ
以上のように沢山の歴史上の人物が双極性障害と思われています。
政治家、音楽家、画家、文学者等々歴史に大きな足跡を残した偉大な人物が多いですね。
バイタリティ、独創性などが天才的であることが伺えますね。
「医師から双極性障害と診断された、もしくは本人がカミングアウトした有名人」
- 太宰治
- ヴィヴィアン・リー
- 北杜夫
- 田宮二郎 ※精神科医斎藤茂太が診断しました。
- ちばあきお
- マライア・キャリー ※雑誌インタヴューで公表している。
作家、歌手、漫画家、俳優などやはり独創性に富んだ芸術家の名前が並んでいます。
双極性障害者が企業に良い印象を与えるためのコツとは?
双極性障害者は極端な気分の変動があります。そのため、顕著な躁期、鬱期に対してなんの対策も立てていないと企業からはトラブルメーカー、お荷物との印象を持たれてしまいます。
一方、過去から現在まで実在している双極性障害者をみてみると、バイタリティと独創性にあふれる天才的な人物が多くいることに気づかされます。
これらのことから双極性障害者は必ずしも企業から悪い印象を持たれているだけではないことが分かります。
いくつかのコツを掴むことで双極性障害は企業から良い印象を持たれることができるようになります。
1.自分自身の双極性障害の特徴を知る
双極性障害者はまず自分自身の変調する気分の波の特徴を知りましょう。
- 一日の時刻における変化、週における曜日等による変化、季節による変化等々を把握しましょう。
- 気分の振幅が極端にどちらかに振れてしまうトリガーを知りましょう。場合によっては妥当なものでも「他者からの賞賛」などが過剰な自意識への引き金になる場合もあります。
- 生活リズムやバイタルを把握しましょう。睡眠が不眠傾向になると躁的になることも多いです。また、不眠とも関連しますが、血圧の上昇も気分が昂っていく予兆であることもあります。
2.主治医の力を借りましょう
企業に勤めていても主治医が必要と判断する間は通院を続けましょう。通院により症状が専門家によりモニターされていれば、最悪の結果は防ぎやすいと言えます。
けれど、ラピッドサイクル、つまり気分の変調が数日単位で起きてしまうことも双極性障害ではあります。まずは自分自身で気分の変調を的確に捉えるようにしましょう。ご家族がいる場合、必要ならばご家族から直接医療機関に前兆等について話せる環境を整えておきましょう。
症状がすすんでからは双極性障害者は病識をもちにくくなります。本人の力だけは通院が必要な状態だと思えなくなります。
症状増悪の兆候を捉えたらすぐに受診して主治医の意見に従いましょう。
3.おすすめのコツ
みなさんは就労移行支援事業所を知っていますか?2年間にわたって様々な就職に向けてのサポートをしてくれる福祉事業所です。
双極性障害の人にとって、とても大切なことは就職した後も信頼できる誰かが気分の変調を見守ってくれている環境を持っていることです。就労移行支援事業所の中には就職まで支援してくれた上で就職後も定期的に職場に定着できているかを見守り続けてくれるところもあります。
沢山の就労移行支援事業所がありますが、自信をもってお勧めしたいのがIT特化型就労移行支援事業所COCOCARAです。
COCOCARAでは双極性障害の就労支援に深い知識と情熱をもったスタッフが支援してくれます。就職後でも信頼を持って相談できるスタッフばかりです。だから、COCOCARAから就職していった利用者の方々の職場定着率はとても高いものとなっています。
まとめ
双極性障害者に対する企業の印象はトラブルメーカー、お荷物といったネガティブなものも確かにあります。
一方で有名人のエピソードも知られており、双極性障害の人たちはきちんと気分の変調に対策がとれていれば、大変エネルギッシュで独創性に秀でる人物との印象もあります。
双極性障害の人にとってとても大切なのは、自分自身を含む誰かが危険な気分の変調の予兆に気づき対策を立てる環境を構築することです。
そこでおすすめなのがIT特化型就労移行支援事業所COCOCARAです。COCOCARAでは信頼できるスタッフが双極性障害の人に理解ある企業を紹介してくれた上で就職後も見守り続けてくれます。
COCOCARAは、障害等の事情によってお仕事に就くことに苦労している方に対して、就職に向けてのサポートを行なっている就労移行支援事業所です。
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