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“支えすぎ”に悩む前に知っておきたい~家族としてのちょうどいい距離感~

家族として、大切な誰かが精神的な不調や障害と向き合いながら就労移行支援を利用しているとき、「何かしてあげたい」「自分が支えなきゃ」と感じるのは、とても自然なことです。しかし、その思いが強くなりすぎると、本人にとっても家族にとっても、つらさや負担を生み出してしまうことがあります。

本記事では、「家族として、どこまで支えるべきか?」「見守るってどういうこと?」という疑問に寄り添いながら、支えすぎない“ちょうどいい距離感”について、デジりすさんと一緒に考えていきたいと思います。

デジりすさんってだあれ?(ココをタップ♬)

デジキャリIT就労移行支援事業所のキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!

家族が“支えすぎてしまう”ときに起こること

本人の自立のチャンスを奪ってしまう

善意で手を貸しすぎると、本人が自分で考え、決め、動く機会が減ってしまいます。結果として「何をするにも家族の承認が必要」「自分でやろうとする意欲がわかない」といった状態に陥ることがあります。

家族が燃え尽きてしまう

常に本人の状態に気を配り、心配し、先回りして動いていると、家族自身が疲れ果ててしまいます。疲れを感じる余裕すらなくなり、「自分が倒れたらどうしよう」と不安になることも。

関係がぎくしゃくする原因に

どちらもよかれと思っているのに、伝え方や距離感がすれ違うと、本人と家族の間に緊張が生まれやすくなります。「放っておいてほしい」と言われてショックを受けたり、「なんでわかってくれないの?」と責められたりすることもあるかもしれません。

“ちょうどいい距離感”とは?

「見守る」とは、何もしないことではありません。「本人の力を信じて、必要なときに手を差し伸べる」こと。そのためには、次のようなスタンスが大切です。

“できること”と“できないこと”を見分ける

本人が今できることと、サポートが必要な部分を見極めるには、焦らず見守る姿勢が必要です。「今日はこれができたんだね」と、小さな成功を一緒に喜ぶことも支援のひとつです。

本人のペースを尊重する

家族が「早く元気になってほしい」「早く働いてほしい」と思う気持ちは当然ですが、回復や成長には時間がかかります。焦らせる言葉や行動が、逆にプレッシャーになってしまうことも。

“対等な関係”を意識する

「支える・支えられる」ではなく、「共にいる」「並んで歩く」という意識が、本人の自己肯定感を高める手助けになります。できない部分を責めるのではなく、「今はこういう時期なんだね」と受け止める気持ちが大切です。

対等に接すって大切だよね

支援機関との連携で無理なく関わる

就労移行支援のスタッフと連携をとる

本人の同意が得られれば、支援員と家族で情報共有をすることで、支援の方向性が一致しやすくなります。「家庭でこんな様子があります」「こんな声かけがうまくいきました」など、小さなことでも伝えておくと安心です。

家族向けの相談窓口を活用する

地域の保健所や家族会、福祉の相談窓口など、家族自身が相談できる場所を確保しておくと、自分の気持ちを整理しやすくなります。「自分の弱音を話すことは甘えではない」と、安心して話せる場所を見つけておきましょう。

“第三者の目”を活用する

支援機関のスタッフや医療職の専門的な視点は、家族では見えにくい変化に気づく手助けになります。「最近、本人の表情が明るくなってきましたね」「ちょっと無理しすぎているかもしれません」といった客観的なフィードバックを受けながら、関わり方を調整していけます。

家族自身のケアも大切に

自分の気持ちを見つめ直す

「ちゃんと支えてあげなきゃ」という気持ちが強すぎると、いつの間にか“自分の安心”のために支援してしまうことがあります。「自分が安心するために、本人に元気になってほしい」と思っていないか、一度立ち止まって考えてみましょう。

自分の時間を持つ

家族の立場にいると、つい自分のことを後回しにしがちです。短時間でも自分の趣味や好きなことに取り組む時間を持つことが、心のリフレッシュになります。

“支えすぎない”選択をする勇気

全部を抱え込まず、「ここは専門家に任せよう」「今は見守るだけでいい」と自分で判断することも、立派な支援の形です。余裕があってこそ、温かく関わることができます。

「ちょうどいい距離感」は人それぞれ

距離感の正解はひとつではありません。家族の性格、本人の特性、関係性によって、ちょうどいい距離は変わります。「こうすべき」という形に縛られず、今の関係が少しでも楽になる方法を、少しずつ試していくことが大切です。

ときにはぶつかったり、悩んだりすることもあるかもしれませんが、それは「関わろうとしている」証拠です。正解がないからこそ、迷いながらも対話を続けていけたら、それがいちばんの支援になるのかもしれません。

お互い無理せず会話していこう

デジりすさんからのアドバイス

「近すぎず、遠すぎず…

お互いに自分らしくいられる距離感を大切にしよう」

今回は家族としての距離感についてお伝えしてきました。家族として、就労移行支援を利用する本人を「支えたい」と思うのは、とても自然な感情です。でもその気持ちが強すぎて、自分を犠牲にしてしまったり、相手の力を信じられなくなってしまったりすると、お互いにとってつらい関係になってしまうこともあります。

「ちょうどいい距離感」とは、誰かが一方的に決めるものではなく、時間をかけて、本人と家族が一緒に見つけていくものです。ときには迷い、ときには立ち止まりながらも、「支え合う」という関係性が続いていくように、お互いを尊重し合い、必要なときに必要なサポートを届けられるとよいですね。

がんばりすぎなくても大丈夫です。家族であるあなたもまた、大切にされるべき存在です。ときには専門家や支援機関に相談しながら、「家族のかたち」を少しずつ整えていけますように。

私たちデジキャリIT就労移行支援事業所では、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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