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障害者雇用で働くとどう感じる?~入社前後のリアルな声~

「障害者雇用で働くって、実際どうなんだろう?」

このように考えたことはありませんか?

 障害者雇用は一般雇用とは異なり、一定の配慮が受けられる環境ですが、実際に働いてみないと分からないことも多いものです。

入社前には、「ちゃんと仕事ができるだろうか」「職場の人間関係はどうだろう」「本当に配慮してもらえるのか」など、不安を感じる方も多いでしょう。一方で、「自分に合った働き方ができるかも」「安心して働ける環境があるかもしれない」という期待を持つ方もいるはずです。

この記事では、障害者雇用で働く前後のリアルな声を交えながら、実際に感じることやメリット・デメリットをここあらさんと詳しくお伝えしていきます。

デジりすさんってだあれ?

デジりすさんとはデジキャリIT就労移行支援事業所のキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!

障害者雇用の現状と制度について知る

障害者雇用とは、障害のある人が働きやすい環境を整え、安定して就労できるようにする制度です。企業には一定割合の障害者を雇用する義務があり、国も支援策を設けています。しかし、実際の職場環境や就労状況には課題も多く、障害者の働きやすさを向上させるための取り組みが求められています。

障害者雇用とは?

法律に基づく障害者雇用制度

日本では、企業が一定割合以上の障害者を雇用することを義務付けた 「障害者雇用促進法」 が施行されています。この法律のもと、企業には「障害者雇用率制度」が定められています。

障害者雇用率とは

障害者雇用率とは、企業が全従業員数に対して一定割合の障害者を雇用しなければならない という制度です。2024年時点では以下のようになっています。

・民間企業:2.5%(2024年4月から2.7%へ引き上げ予定)

・国・地方公共団体:2.8%(2024年4月から3.0%へ引き上げ予定)

・都道府県等の教育委員会:2.5%(2024年4月から2.7%へ引き上げ予定)

この割合を満たしていない企業には、障害者雇用納付金制度 に基づき、1人あたり月額5万円の納付が義務付けられています。

障害者手帳の有無と雇用の関係

障害者雇用枠での就職を希望する場合、多くの企業では 「障害者手帳(身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳)」 の提示が必要です。ただし、一部の企業では、手帳がなくても合理的配慮を受けながら働ける場合もあります。

障害者雇用の現状と課題

障害者雇用の現状(2023年度データ)

厚生労働省の調査によると、2023年度の民間企業における障害者雇用者数は 約64万人 で、前年より増加しています。しかし、以下のような課題も指摘されています。

障害者雇用の主な課題

✓職域が限定されがち

多くの障害者雇用では、事務補助や軽作業に業務が偏り、スキルアップやキャリアアップの機会が少ない傾向にあります。

✓給与水準が低い

一般雇用と比較して、障害者雇用の平均給与は低めです。特に、精神障害者の場合、非正規雇用の割合が高く、経済的な不安を抱えるケースが多く見られます。

✓職場の理解不足

企業の中には、障害者雇用を義務として受け入れているだけで、実際には適切な合理的配慮がなされていない ケースもあります。職場内での理解が不足すると、障害のある従業員が働きにくくなり、定着率が低下する原因になります。

✓精神障害者の定着率が低い

身体障害者と比べ、精神障害者や発達障害者の離職率が高い ことが問題視されています。職場のストレスや環境変化に対応できず、短期間で退職してしまうケースが少なくありません。

まだ課題はたくさんある!

入社前に感じる不安と期待

入社を前に、多くの不安や期待を抱くことが多いでしょう。主な不安として、

・職場に馴染めるか?

・仕事を続けられるか?

・配慮がちゃんと受けられるのか?

・どんな仕事を任されるのか?

といったことがあります。また同時に仕事への期待も膨らむことでしょう。

・自分に合った働き方ができるかも!

・サポートがあるなら安心して働けそう!

・職場の環境が整っているかもしれない!

ドキドキするよね!

では入社後これらの不安や期待はどう変化していくのでしょうか。リアルな声を聞いてみましょう。また、これらの声に対する企業側の声も併せて見ていきましょう。

障害者雇用で働き始めたときに感じること – 実際の声と企業側の視点

障害者雇用での入社直後、多くの人が期待と不安を抱えています。「職場に馴染めるだろうか?」「仕事についていけるだろうか?」といった不安を感じる一方で、「自分の能力を発揮できる環境かもしれない」という期待もあります。今回は、実際に障害者雇用枠で働き始めた方の声 と、企業側がどのように感じているのかをご紹介します。

入社直後に感じること – 障害者雇用のリアルな声

ポジティブな感想

✅合理的配慮が受けられて安心した

「以前の職場では障害について理解してもらえず、無理をして働いていました。でも今の職場では、自分の特性に配慮して業務内容を調整してもらえたので、ストレスなく働けています。」(30代・精神障害)

✅自分のペースで働ける環境があった

「フルタイムが難しいため、短時間勤務の制度を活用できました。通院日も考慮してもらえて、無理なく働けるのが嬉しいです。」(20代・発達障害)

✅周囲のサポートがあって安心

「配属先の上司がしっかり話を聞いてくれたので、入社直後の不安が軽減しました。業務の進め方やスケジュール管理もサポートしてもらえて助かりました。」(40代・身体障害)

ネガティブな感想

⚠️仕事が単調で、やりがいを感じにくい

「事務補助の仕事が中心で、毎日同じ作業の繰り返し。もう少しスキルを活かせる仕事がしたいと思ってしまう。」(30代・精神障害)

⚠️職場の人が障害について理解していないと感じる

「上司や同僚が、私の障害特性をよく理解していないようで、誤解されることがある。合理的配慮をお願いしにくい雰囲気がある。」(20代・発達障害)

⚠️給与が低く、生活が厳しい

「障害者雇用枠の仕事は給与が低いことが多く、経済的に不安がある。長く働くには、待遇の向上が必要だと感じる。」(40代・精神障害)

企業側の視点 – 障害者雇用の受け入れ時に感じること

企業側のポジティブな意見

✅戦力として活躍してくれている

「障害者雇用だからといって特別扱いするのではなく、適材適所で仕事を任せたところ、期待以上の成果を出してくれた。」(人事担当者)

✅職場の多様性が広がった

「障害者雇用をきっかけに、職場全体でお互いの特性を理解し合う意識が生まれた。結果的に、社員同士のコミュニケーションが良くなった。」(上司)

✅長く働いてくれる人が多い

「職場環境を整えたことで、定着率が向上した。しっかりとしたサポート体制を作れば、長期的に活躍してもらえると感じている。」(企業経営者)

企業側の課題や懸念

⚠️どこまで配慮すればいいのかわからない

「合理的配慮を求められるが、どこまで対応すればよいのか難しい。会社としてできることとできないことの線引きが必要だと感じる。」(人事担当者)

⚠️適切な仕事のマッチングが難しい

「本人の能力に合った業務を用意するのが難しい。定型的な仕事だけではなく、成長できる仕事も提供したいが、どのようにすればよいか悩むことがある。」(管理職)

⚠️周囲の理解を深める必要がある

「職場のメンバーの中には、障害者雇用の意義をよく理解していない人もいる。定期的に研修を行い、共に働くための意識改革が必要だと感じる。」(人事担当者)

企業側も様々なことを感じていることを理解しよう

障害者雇用で感じることは人それぞれ

障害者雇用での働き方には、安心感やサポートの充実といったメリットがある一方で、仕事のやりがいや職場の理解不足などの課題もあります。企業側も、障害者雇用を通じて職場の多様性が広がったと感じることが多いですが、実は配慮のバランスや業務のマッチングに悩むこともあります。障害者雇用が成功するためには、本人と企業の双方が歩み寄り、働きやすい環境を整えていくことが重要です。

デジりすさんからのアドバイス

「配慮は双方が理解してこそ!

歩み寄りながら不安や期待を自身の成長へと繋げよう」

今回は障害者雇用での入社のリアルな声についてお伝えしてきました。障害者雇用にはメリットもあれば、課題もあります。しかし、適切な職場を選び、必要なサポートを受けることで、無理なく長く働くことができます。「自分に合った働き方とは何か?」を考え、焦らず自分に適した職場を見つけていきましょう!

私たちデジキャリIT就労移行支援事業所では、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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