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あなたに必要な配慮とは?~合理的配慮の種類と具体例を紹介~

近年、障害者雇用の現場でよく耳にする「合理的配慮」という言葉。しかし、この言葉の意味や具体的な内容について、正しく理解している人はどれほどいるでしょうか?

「合理的配慮」とは、障害のある方が職場や社会での活動において不利益を受けないようにするために、企業や組織が講じる措置のことを指します。例えば、通勤しやすいように勤務時間を調整したり、業務を遂行しやすくするために必要なツールを提供したりすることなどが含まれます。

障害者雇用が進む中で、合理的配慮の重要性はますます高まっています。しかし、求職者側も企業側も「どのような配慮が適切なのか」「どこまでの対応が求められるのか」といった点で戸惑うことも多いでしょう。

本記事では、合理的配慮の基本的な定義や法的義務、必要性、そして具体的な事例について、デジりすさんと詳しく解説します。これから障害者雇用を検討している方や、すでに働いているが職場での配慮について悩んでいる方にとって、手助けになれば幸いです。

デジりすさんってだあれ?

デジりすさんとはデジキャリIT就労移行支援事業所のキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!

合理的配慮とは?その義務化について

合理的配慮とは、障害者が社会の中で平等に働き、生活するために必要な支援や環境調整を指します。特に、障害者雇用においては、企業が障害者の能力を最大限に発揮できるよう、適切な対応をすることが求められます。

合理的配慮の法的背景

日本では、「障害者雇用促進法」や「障害者差別解消法」によって、企業に対して合理的配慮を提供する義務が課せられています。特に、2024年4月からは民間企業にも合理的配慮の提供義務が完全に適用され、対応が求められるようになりました。

企業は、障害のある従業員や求職者から配慮の要請があった場合、それを拒否することなく、合理的な範囲で適切な措置を講じなければなりません。ただし、「過度な負担」となる場合は免除されることもあります。そのため、企業と求職者が互いに理解し合い、適切な配慮の範囲を話し合うことが重要です。

なぜ合理的配慮が必要なのか

合理的配慮は、単に法律で定められた義務というだけではなく、障害者と企業の双方にとって大きなメリットがあります。

企業側の視点

・障害者の能力を最大限に活かし、生産性の向上につながる

・多様性を尊重し、企業のイメージや評価を向上させる

・長期的な雇用維持につながり、離職率の低下に寄与する

・政府からの助成金や支援制度を活用できる

求職者側の視点

・働きやすい環境が整い、仕事を継続しやすくなる

・自分の能力を発揮しやすくなり、キャリアアップの可能性が広がる

・健康や生活リズムを維持しながら働くことができる

・働くことへの不安が軽減され、モチベーションが向上する

このように、合理的配慮は「障害者が働きやすくなるだけ」ではなく、企業にとっても大きなメリットをもたらす重要な要素なのです。

どちらにもメリットがあるのは良いことだよね

合理的配慮の実例

では、実際にどのような合理的配慮が提供されるのでしょうか?具体的な事例をいくつか紹介します。

1. 環境整備に関する配慮

・車椅子利用者のためにスロープやエレベーターを設置

・音声案内付きのエレベーターや点字ブロックの設置

・明るさや騒音レベルを調整したオフィス環境の提供

2. 業務内容の調整

・体調に応じたフレックスタイム制の導入

・業務の一部を在宅勤務に変更

・負担が少ない業務への配置転換

3. コミュニケーション面での配慮

・指示を口頭だけでなく、文書やメールでも伝える

・チーム内での役割を明確にし、サポート体制を整える

・障害特性に配慮した研修の実施

このように、合理的配慮の内容は多岐にわたります。大切なのは、個々の状況に応じた最適な配慮を話し合いながら決めることです。

配慮もさまざまだよね

まとめ

障害者雇用において「合理的配慮」は非常に重要な概念ですが、その具体的な内容や適用方法について、まだ十分に理解されていないのが現状です。

働く側としては、自分にとって必要な配慮を明確にし、適切に伝えることが大切です。一方で、企業側も、合理的配慮を適用することで得られるメリットを理解し、積極的に取り組む姿勢が求められます。

合理的配慮は、障害者の方々が働きやすい環境を整えるだけでなく、企業全体の成長にもつながる要素です。障害者雇用に関わるすべての人が、互いに協力しながらより良い職場環境を作っていくことが大切なのではないでしょうか。

デジりすさんからのアドバイス

「合理的配慮を受けるために

まずはどういった部分を配慮してほしいかを考えてみよう」

今回は合理的配慮についてお伝えしてきました。合理的配慮は、障害者が職場で安心して働くために欠かせないものですが、同時に企業にとっても、従業員の能力を引き出し、組織の多様性を高めるための重要な取り組みです。また、合理的配慮は一方的に提供されるものではなく、企業と求職者が互いに話し合いながら、最適な形を模索していきましょう。

私たちデジキャリIT就労移行支援事業所では、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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