働くこととは、単なる収入を得るための手段ではなく、自己実現や社会との繋がりを持つための大切な行動です。しかし、初めて仕事に挑むときや、転職を考えているとき、就職活動(就活)は大きなプレッシャーとなることが少なくありません。そこで、今回は「働くこと」の意味や、そのための第一歩としての就活について、どのようなステップで進めていくべきかを解説します。就活講座のポイントを交えつつ、働くことの意義を深く考えながら、就職活動をスムーズに進めるための方法をデジりすさんと一緒にお伝えしていきます。
デジりすさんってだあれ?
デジりすさんとはデジキャリIT就労移行支援事業所のキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
働くとは
まず、働くとは何かという根本的な問いから考えてみましょう。多くの人は、働くことを「生計を立てる手段」と考えがちですが、実際にはそれ以上の意味がたくさん含まれています。
1.自己実現の場としての働く
働くことは、自分の持っているスキルや経験を活かし、社会に貢献するための大切な活動です。特に、就労移行支援事業所を通じて就職を目指す人にとっては、働くことが自己成長の機会でもあります。
就労移行支援事業所では、自己分析やスキルの向上を通じて、自分がどのような形で社会に貢献できるのかを見つける手助けを行います。これにより、単なる経済的な自立ではなく、自己実現を目指す働き方が実現します。
2.社会的役割の理解
働くことは、私たちが社会の一員として役割を果たす手段でもあります。多様な背景を持つ人々が働くことで、社会に新しい価値を生み出し、他者との協力や共感を深めていきます。
就労移行支援事業所では、社会の中で自分がどのような役割を担えるのかを考える機会を提供します。職業訓練や実習を通じて、リアルな労働環境での経験を積み、自分の役割を明確にしていくことができます。
働くことにもたくさんの意味が含まれているんだね!
実践編!!
さて、働くことについて解説したところで実践編です!
実際に働くことでのメリットとは何かを考え、自分なりの「働く」について考えます。その後、講座ではグループに分かれ意見を発表しあい、それぞれ考える「働く」についてディスカッションしました。
・今ある将来に対する不安の払拭ができる
・社会貢献ができる
・好きなように日常生活を行うことができる
など皆さん様々な意見がありました。中でも多かったのは、推し活をしたい、旅行に行きたいなど、充実した生活を送るためというのが多かった印象にあります。
充実した生活を送ることができるようになると、仕事へのモチベーションやキャリアアップにも繋がってきますよね。
就職活動の重要性と基本的な流れ
就活始めたいけど、まず何から始めたらいいんだろう?
就職活動は、初めて社会に出る方、再就職する方にとって大きな試練となります。自分に合った職業を見つけ、採用されるためのプロセスを効果的に進めることは、将来のキャリアを左右する大切なステップです。ここでは、就活の基本的な流れを見ていきましょう。
自己分析:まずは自分を知ることから
就活の最初のステップは、自己分析です。自分の強みや弱み、興味や価値観を理解することで、どのような仕事が自分に合っているのかを考えることができます。
・強みと弱みの整理:自己分析を行う際には、自分のスキルや経験をリストアップし、それぞれがどのように仕事に役立つのかを考えます。また、改善すべき点についても認識することが重要です。
・価値観の確認:働く上で何を最も大切にするか、たとえば「安定性」「挑戦」「人とのつながり」など、自分の価値観を明確にすることが大切です。
企業研究:自分に合った会社を見つける
自己分析が終わったら、次に行うべきは企業研究です。自分に合った企業を見つけるためには、その会社の理念や風土、業務内容を深く理解する必要があります。
・業界研究:どの業界が自分の価値観や強みと合致しているかを調べ、絞り込みを行います。たとえば、IT業界、製造業、医療業界など、幅広い分野から選ぶことが重要です。
・企業のビジョンや文化の理解:企業がどのようなビジョンを持ち、どのような社員を求めているかを理解することで、自分がその企業にフィットするかを判断できます。
エントリーシートと履歴書の作成
エントリーシートや履歴書は、就職活動における最初の関門です。企業に自分をアピールするための重要な書類なので、丁寧に作成する必要があります。
・自己PRのポイント:自分の強みを具体的に伝えることができるかがカギです。単なるスキルの羅列ではなく、具体的なエピソードや成果を交えながらアピールしましょう。
・志望動機の重要性:その企業を選んだ理由と、自分がどのように貢献できるかを明確に述べることが大切です。企業研究をしっかり行った上で、自分の志望動機を固めることがポイントとなります。
面接対策:自分をアピールする場
面接は、企業に自分の人柄やスキルを直接アピールする絶好の機会です。ただし、緊張してしまうことも多いため、事前の準備が重要です。
・模擬面接の実施:家族や友人に協力してもらい、模擬面接を行うことで、自分の話し方や受け答えの改善点を確認できます。
・面接でのポイント:自己PRや志望動機をしっかり伝えるだけでなく、企業の文化やビジョンに自分が合っているかを示すことが重要です。
働くことへの不安と向き合う
働くことに対して、不安や恐怖を感じる人も少なくありません。特に、障害や精神的な問題を抱える方にとっては、職場に適応できるかどうか、職場環境が合っているかといった悩みが大きな壁となります。
職場環境の不安
職場に適応できるかどうかの不安は、多くの就労移行支援利用者が抱える課題です。特に、職場での人間関係や仕事のプレッシャーが心配になることが多いです。
就労移行支援事業所では、実際の職場でのコミュニケーションやストレス管理に関するトレーニングを行い、職場環境での適応力を高めるためのサポートを行います。また、実習や体験を通じて、働く場での雰囲気やルールに慣れることができるため、不安を軽減する効果があります。
自分に合った働き方を見つける
就労移行支援事業所での訓練や支援を通じて、自分に合った働き方を見つけることができます。フルタイムの仕事だけでなく、パートタイムや在宅ワークなど、個々のライフスタイルに合った選択肢を見つけることが可能です。
・柔軟な働き方の選択肢:自分の体調や生活リズムに合わせた働き方を選ぶことで、無理なく長く働くことができます。
・ストレスの少ない職場選び:ストレスの少ない職場環境を選ぶためには、企業文化や仕事の内容をしっかりと理解して選択することが重要です。
仕事とメンタルヘルスの関係
仕事は生活の大部分を占める活動であり、そこでの経験や環境が心の健康に大きく影響します。職場でのストレスは、適切に対処しないとうつ病や不安障害などのメンタルヘルス問題につながる可能性があります。反対に、良好なメンタルヘルスは仕事のパフォーマンスを向上させ、満足感を高めます。
メンタルヘルス問題の主な原因
・過重労働:長時間労働や休みの取れない環境は、身体的にも精神的にも負担となり、ストレスを増加させます。
・人間関係のトラブル:職場での人間関係の問題は、多くの人が抱えるストレス要因です。コミュニケーションの摩擦やハラスメントがメンタルヘルスに悪影響を与えることがあります。
・過度なプレッシャー:目標や業績に対する高いプレッシャーが、メンタルに負担をかけ、燃え尽き症候群や不安障害につながることがあります。
メンタルヘルスを守るための対策
・ワークライフバランスの確保:仕事とプライベートのバランスをとることが、心の健康維持に不可欠です。休暇を取り、リラックスする時間を持つことが大切です。
・職場でのコミュニケーション改善:オープンで健全なコミュニケーションは、メンタルヘルスの向上に役立ちます。上司や同僚との関係を良好に保ち、問題があれば早期に対処しましょう。
・自己ケアとストレス管理:運動、十分な睡眠、趣味に時間を費やすなど、日々の生活の中で自己ケアを取り入れることが、ストレスを減らす手助けになります。
メンタルヘルス問題が仕事に与える影響
メンタルヘルスが悪化すると、集中力の低下、決断力の欠如、欠勤の増加など、仕事のパフォーマンスに直接影響を及ぼします。さらに、仕事に対する意欲や達成感を感じにくくなり、結果として職場での評価やキャリアに悪影響を与える可能性があります。
メンタルヘルス問題に対する企業の対応
近年、多くの企業が従業員のメンタルヘルスケアに力を入れ始めています。企業側の取り組みとしては、メンタルヘルス研修やカウンセリングサービスの提供、職場環境の改善、柔軟な勤務時間の導入などが考えられます。従業員が安心して働ける環境づくりが、企業の成功にもつながるのです。
最近は企業もメンタルヘルスに力を入れてるんだって!
デジりすさんからのアドバイス
「働くことについてじっくり考え、
自身の成長や充実した生活を送るための第一歩を踏み出そう!」
今回は「働くとは」についてお伝えしてきました。働くことは、単なる生計を立てるための手段ではなく、自己成長や社会との繋がりを実感できる重要な活動です。そして、就活はその第一歩として、自分自身を見つめ直し、適切な選択をするための大切な過程です。この記事で紹介したステップを参考に、就職活動をスムーズに進め、自分に合った仕事を見つけることができるよう願っています。
今回は就労移行支援事業所COCOCARAの就活講座の様子をお届けしましたが、デジキャリIT就労移行支援事業所でも今後このような講座を行っていく予定です。
私たちデジキャリIT就労移行支援事業所では、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。
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