皆さんは「就労移行支援事業所」という言葉を耳にしたことはありますか。これは障がいを持つ方が安定した職業生活に就くためのサポートを行う事業所です。しかし、その具体的な内容や、どういった支援が受けられるかについて、あまり理解されていないことも多いのが実情です。この記事では、就労移行支援事業所の概要から支援の流れ、活用方法について詳しく解説し、再スタートを目指す方やそのご家族がしっかりと理解を深められるよう、デジリスさんと一緒にお教えしていきたいと思います。
デジリスさんってだあれ?
デジリスさんとはデジキャリIT就労移行支援事業所のキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
就労移行支援事業所とは
就労移行支援の基本的な目的
就労移行支援事業所は、主に障害者総合支援法に基づき設立され、精神的・身体的・知的障害のある方や発達障害を持つ方などに対して、職業生活への移行を支援する施設です。再就職を目指すとき、日常生活に戻るためには実際に働く経験やトレーニングが必要です。就労移行支援事業所では、利用者一人ひとりの状態や個性に応じたプログラムを提供します。
利用の対象となる方
就労移行支援事業所は、精神や発達、身体の障害のある方や長期の療養が必要だった方を対象としています。働きたい気持ちはあるが、就職活動に難しさを感じている方のサポートを行います。年齢は利用開始時点で18歳以上65歳未満を基本としています。また障害者手帳を持っていない方でも、医師の診断書があれば利用できる場合もあります。
サポート内容
1. 基本的なビジネスマナーやスキルの習得
就労移行支援事業所では、まずビジネスマナーの習得を重点におきます。挨拶や電話対応、ビジネスメールの書き方など、社会人として必要なスキルを身につけられる環境が整っています。さらに、オフィスソフト(Word、Excel等)やパソコン操作の基礎も教えられるため、デジタルスキルが不安な方も安心です。
2. 自己理解と適性の把握
就労移行支援事業所では、自分自身を理解し、どのような職種に適しているかを見つける支援も行います。自己分析や心理テストを通じて、自分の強みや適性を知ることができ、働く上での自信を持てるようサポートします。
3. 実習と職場見学
多くの事業所では、実際に企業で働く経験ができる「職場実習」や「職場見学」の機会も提供しています。これにより、職場の雰囲気を感じ、具体的な仕事内容を体験し、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
4. メンタルヘルスサポート
再就職においてメンタルのケアも大変重要です。事業所ではメンタルヘルス講座もあり、再スタートに向けての不安をサポートしてくれます。さらに生活を整えるための講座を行ったりと、心身ともに整えられるようサポートします。
色んなサポートが受けられるんだね!
利用とその後の流れ
1. 初回カウンセリングと面談
利用を検討している方は、まず事業所に問い合わせをして、初回のカウンセリングを受けます。このカウンセリングでは、自分がどのようなサポートを求めているのか、現時点での不安や目標について確認し、利用可能なプログラムを案内します。
2. プランニング
カウンセリングで話し合った内容をもとに、個別の支援計画を立てます。自分の体調や能力に応じて無理のない目標設定が行われ、具体的な支援内容が決まります。
3. トレーニングやプログラムの参加
利用開始後、プランに基づいて職業トレーニングや実習、メンタルケアなどのプログラムに参加していきます。定期的に進捗を確認しながら、プログラムを進めていくため、無理のないペースで進められます。
4. 求人応募や面接サポート
再就職に向けた準備が整った段階で、求人の応募や面接に進みます。就労移行支援事業所では、履歴書の書き方や面接練習など、求人応募に必要なスキルも丁寧に教えてくれるため、応募書類作成や面接に対する不安も軽減されます。
就労移行支援事業所のメリットとデメリット
メリット
1.職業スキルの習得が可能
就労移行支援事業所では、ビジネスマナーや業務に必要なPCスキルなどの基礎的な職業スキルを学ぶ機会があります。これにより、就職後の実務への準備を進めやすくなります。
2.自己理解を深められる
自己分析や心理テストを通して、自分の強み・弱みや職業適性を確認できるサポートがあるため、適職を見つけやすくなります。自己理解が進むことで、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
3.メンタルヘルスのサポートが受けられる
カウンセラーや専門スタッフが常駐している事業所も多く、精神的な不安がある方でも安心してサポートを受けられます。就労に向けてのメンタル面のケアや、自己管理の方法なども学べる環境です。
4.職場体験や実習の機会
実際の職場で働く機会や、企業での体験実習も実施される場合があります。実際の仕事を体験し、自分に合った働き方を試行錯誤することで、就職後のミスマッチが減少します。
5.面接サポートや応募支援
履歴書の書き方や面接対策、模擬面接など、就職活動のサポートがあるため、応募の際に必要な準備をしっかり行うことができます。自己PRや職務経歴書の作成も支援してもらえます。
デメリット
1.通所頻度が高く、時間がかかる場合もある
就労移行支援事業所は、通所型のサポートが中心となるため、定期的な通所が必要です。毎日のように通所する場合もあり、スケジュールが合わないと負担に感じることもあります。
2.事業所によって内容に違いがある
事業所によって得意とする支援内容やサポート内容に差があります。自分に合った事業所を見つけるためには、複数の事業所を見学して比較することが必要です。
3.就職先に制限がある場合がある
事業所によっては、提携している企業が限られている場合があり、必ずしも希望する職種や業種で就職できるとは限りません。そのため、希望の職種に就けない可能性があることも考慮が必要です。
4.利用期間が決まっている
就労移行支援の利用期間は一般的に2年間に制限されています。もしも期間内に就職が決まらなかった場合、他のサポートを検討する必要が生じます。
5.支援費用がかかる場合がある
就労移行支援事業所の費用は、多くの場合は自治体の補助により自己負担が軽減されますが、所得によっては一部の自己負担が必要になることもあります。
就労移行支援事業所の活用方法と選び方
自分に合った事業所を選ぶポイント
就労移行支援事業所は全国に多く存在し、それぞれの事業所で得意とする支援やサポート内容が異なります。以下の点を考慮して選ぶと、自分に合ったサポートが受けられやすくなります。
・サポート体制の充実度:自分にとって重要な支援(メンタルケアや実務スキル)に特化しているか確認します。
・立地と通いやすさ:無理なく通える距離にあるかも大切なポイントです。
・実績:就職率や利用者の満足度を参考に、信頼できる事業所かどうかを確認します。
その他、利用している人数や男女比、行なっている講座内容など、自身にマッチしているところはどこかを見極めましょう。
デジリスさんからのアドバイス
「自分が今一番大切にしたいものを考えよう
そうすることで自分に合ったところを見つけることができるかも…!」
今回は就労移行支援事業所についてお伝えしてきました。就労移行支援事業所は、再就職を目指すための大切なステップであり、自分自身を理解し、スキルを身につけるための頼れる場所です。自分に合った支援を見つけることで、再スタートに向けた道が開けるでしょう。
私たちデジキャリIT就労移行支援事業所では、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。
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