こんにちは!COCOCARAスタッフです!うつ病は、身近な人でもなかなか気づきにくい心の病です。その初期症状を見逃さずに理解することは、早期の対処や予防につながります。この記事では、うつ病の初期症状について詳しく解説し、それらにどう対処すればいいのかを考えてみましょう。
うつ病って?
うつ病とは、脳内の神経伝達物質「セロトニン」「ノルアドレナリン」が減ってしまう病気だと考えられています。うつ病は特別な人がかかる病気ではなく、誰でもかかる可能性のある病気です。日本では、生涯に約15人に1人、過去12か月間には約50人に1人がうつ病を経験しています。
うつ病の原因は?
うつ病の原因について、なぜ発症するのかはまだ十分に解明されていません。現在わかっている原因として、「心理的ストレス」「脳内の変化」「なりやすい気質、性格」の3つがあります。
心理的ストレス
ストレスをきっかけにうつ病を発症することが多いといわれています。中でも、大切な人を失った喪失感や人間関係のトラブルなどの辛い、悲しい体験がうつ病の引き金となりやすいです。また、結婚や就職、進学、引っ越しなどの環境の変化がきっかけとなることもあります。
脳内の変化
脳内には無数の神経細胞があります。その中でも、神経伝達物質の「セロトニン」や「ノルアドレナリン」は意欲や気分、記憶など心に関する調整を行っています。過度なストレスや疲労などで、セロトニンやノルアドレナリンが減少すると感情のコントロールがうまくできず、憂うつ感や無気力になるといわれています。
なりやすい気質、性格
同じ環境にあっても、うつ病になりやすい人と、なりにくい人が存在します。うつ病になりやすい気質、性格の特徴としては、真面目で自分に厳しく、完璧主義で人からの評判も高い、道徳観も高い人などがあげられます。このような性格のためにストレスを抱え込んでしまうといえます。しかし、楽観的な性格はうつ病にかからないというわけではありません。
うつ病の症状
うつ病では、気分の落ち込みや何をしても楽しめないといった精神的な症状のほか、眠れない、食欲がない、疲れやすいなど身体的な症状があらわれます。
精神症状と身体症状の代表的なものを、それぞれ紹介していきます。
精神症状
・無関心になる
・気分が落ち込む
・不安、焦り、イライラ感
・自尊心の喪失や自責感
身体症状
・食欲がない、または食べ過ぎる
・動悸、頭痛、耳鳴り
・眠れない、起きれない
・疲労感、倦怠感がある
・生理不順
うつ病かもしれない…
気分が落ちこむことは誰にでもあることです。通常は自然と回復しますが、心や身体の症状が1日中ずっと感じられ、それが2週間以上継続している場合は、うつ病のサインかもしれません。ここでは、うつ病の代表的な初期症状をいくつか紹介します。
何をしても楽しくない
一日中、ずっと何をしていても楽しくない、気分が落ち込んだままという場合は、うつ病の初期症状である可能性があります。また、悪いことばかりを考えてしまう、必要以上に自分を責めてしまうといった症状が現れることがあります。通常であれば、少しづつ気分が回復してくるものですが、状況がよくなっても気分が回復しないようであれば、注意が必要です。
何をしても楽しめない、気分が落ち込んだままの状態が続くようであれば、早めにうつ病の可能性を疑って、退所するようにしましょう。
身体的な不調が出る
うつ病かも、と自覚する前に、体調面に不調が現れることもあります。例えば、食欲がなくなったり不眠が続く人もいます。他には、疲れやすい、肩こりや頭痛に悩まされる人もいます。めまいや胃のむかつき、便秘や下痢、口の渇き、吐き気などの症状は、うつ病によって引き起こされる場合もあります。
体調の不良で病院を受診したけれど、原因が見当たらずにうつ病だと発覚するケースもあります。また、こうした症状は朝方強く出て、夕方になると少し良くなるという特徴がみられます。一時的な症状ではなく、症状が2~3週間以上続き、日常生活に支障をきたしているならうつ病を疑ったほうがいいでしょう。
周りから心配される
家族や友人、職場の人が変化に気が付くこともあります。周囲から心配されることが増えたり、注意されることが続く場合は要注意です。周りの人が気が付きやすいうつ病のサインとして、反応が鈍くなったり、涙もろくなるなどがあげられます。うつ病では、自分で正常な判断をすることが難しくなっていることが多いので、周りの声を素直に受け止めることが大切です。
うつ病の治療って?
うつ病は診断を受けてから回復するまで、時間がかかるのが一般的です。回復までの過程は大きく分けて3つに分けられます。
急性期
気分の落ち込みや意欲の低下、睡眠障害、食欲の低下など症状が最も強く出ている時期です。十分な休息をとることがとても大切で、薬による治療も開始します。一般的には、1~3か月程度の治療で、症状がよくなっていきます。人によっては半年以上かかることもありますし、入院での治療が必要になるケースもあります。
薬による治療は、少量から開始し、効果が表れるまでに時間もかかります。この時期で大切なのは、しっかり休息をとること、服用を守ることです。また、ストレスにさらされない環境をつくることも重要になります。
回復期
うつ病と診断されてから、4か月~半年ほどの期間が回復期です。
急性期での症状が、少しづつ回復してくる時期です。症状は、調子の良い日とそうでない日の波があるので、無理をせずに治療を続けることが大切です。焦って薬を自己判断でやめてしまうと、症状が悪化したり、回復までに時間がかかってしまいます。
急性期よりはだいぶ楽に過ごせるようになったものの、焦ることなく、少しづつ日常生活を取りもどせるようにしましょう。
社会復帰を目指すのであれば、職場での協力は欠かせません。就業時間を減らす、配置転換をしてもらうなどの配慮をしてもらえるよう相談し、無理なくできることから始めていきます。
再発予防期(安定期)
再発予防期(安定期)は、回復期を過ぎて症状がさらに安定してくる時期です。うつ病と診断されてから、1年以降が目安です。
症状が安定し、社会復帰を果たした後も油断はできません。うつ病は再発しやすい特徴があるので、再発のリスクを避けるためにも引き続き治療が必要です。症状が落ち着き、普段の生活をおくれるようになったからと、自己判断で勝手に薬をやめてしまうと、副作用(めまいやふらつき、倦怠感、吐き気、嘔吐)が起きたり、症状が再び悪化してしまう可能性があります。薬をやめるときは必ず主治医の指示に従うようにしましょう。
うつ病かもと感じたら
この記事では、うつ病の初期症状をいくつか紹介してきました。
うつ病は、一般的には1~2年程度の治療で改善されるといわれています。ある日突然治るものではなく、症状の改善と悪化の波を繰り返しながら、徐々に回復していきます。しかし、うつ病患者の全体の20~30%方は治療が長期化してしまうことがあります。
うつ病は早期に治療を始めることで、回復も早くなるといわれています。初期症状に気づいたときはなるべく早く病院を受診することが大切です。
うつ病かもしれないと感じたら、一度自分でチェックしてみるのもおすすめです。
※参考
厚生労働省 うつ病チェック
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/02.pdf
不調は感じているけど、病院を受診するほどのことではないかな、と迷っていたら、相談窓口を利用してみましょう。
※参考
こころの相談の窓口について
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/consultation/window/index.html
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