私たちの脳は、思考、感情、行動をコントロールする大切な役割を担っています。しかし、病気や事故などで脳がダメージを受けると、その機能がうまく働かなくなることがあります。その中でも「高次脳機能障害」は、外見上は健康に見えるものの、記憶や注意力、感情のコントロールが難しくなる障害です。
高次脳機能障害は、本人だけでなく、家族や周囲の人にも影響を与えます。しかし、目に見えにくいため、十分な理解が得られないことが多いのが現状です。本記事では、高次脳機能障害の特徴をデジりすさんと詳しく解説し、本人の自己理解と周囲の理解がどのように重要なのかを考えていきます。

デジりすさんってだあれ?
デジりすさんとはデジキャリIT就労移行支援事業所のキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
高次脳機能障害とは

高次脳機能障害の原因
高次脳機能障害は、脳の損傷によって引き起こされます。主な原因としては以下のものがあります。
・脳卒中(脳梗塞・脳出血)
・頭部外傷(交通事故や転倒による脳損傷)
・脳炎や脳腫瘍
・低酸素脳症(心停止後の酸素不足など)
高次脳機能障害の主な症状
高次脳機能障害にはさまざまな症状がありますが、主に以下のような問題が生じます。
・記憶障害:新しいことを覚えにくくなったり、過去の記憶が曖昧になる。
・注意障害:集中力が続かず、複数のことを同時にこなせなくなる。
・遂行機能障害:計画を立てて行動することが難しくなる。
・感情コントロールの困難:怒りっぽくなったり、感情の起伏が激しくなる。
・社会的行動の変化:場の空気を読むことが難しくなり、適切な対人関係が築けなくなる。
高次脳機能障害と自己理解
高次脳機能障害を持つ人が、まず大切にすべきことは「自己理解」です。自分の状態を理解し、どのような場面で困難を感じやすいかを知ることで、対策を立てることができます。
【自己理解を深める方法】
1.症状を知る
自分にどのような症状があるのかを把握する。
医師や専門家の診断を受け、障害の特徴を知る。
2.日常の困難を記録する
忘れやすいこと、ミスしやすいことをメモする。
いつ、どのような状況で困ったかを振り返る。
3.できることとできないことを整理する
自分が得意なこと、苦手なことを明確にする。
無理をせず、必要なサポートを受けられるようにする。
4.周囲に伝える練習をする
自分の障害について説明する練習をする。
どのような支援が必要かを具体的に伝える。

少しずつ自己理解を深めていこう
周囲の理解を深めるために

高次脳機能障害の理解を深めることは、本人の生活の質を向上させるだけでなく、家族や職場のストレスを軽減することにもつながります。
【周囲の人ができるサポート】
1.障害について知る
高次脳機能障害の症状や特性を学ぶ。
目に見えない障害であることを理解する。
2.コミュニケーションの工夫
短く分かりやすい言葉で伝える。
一度に多くのことを求めず、順を追って説明する。
3.環境を整える
仕事や生活のルールをシンプルにする。
忘れやすいことをサポートするためにメモやリストを活用する。
4.無理をさせない
怒ったり責めたりせず、冷静に対応する。
本人のペースで行動できるようサポートする。
デジりすさんからのアドバイス
「見えない障害を理解するのは難しいこと
お互いに伝えることを意識しよう」

今回は高次脳機能障害についてお伝えしてきました。高次脳機能障害は外見では分かりにくい障害ですが、日常生活に大きな影響を与えることがあります。そのため、本人が自分の特性を理解し、適切な対応を考えることが重要です。同時に、家族や職場の理解も不可欠です。
この障害を持つ人が安心して生活できる環境を整えるために、私たち一人ひとりが理解を深め、支え合うことが大切です。高次脳機能障害に対する正しい知識を持ち、周囲の人と協力しながら共に歩んでいくことが、より良い生活につながるでしょう。
私たちデジキャリIT就労移行支援事業所では、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

見学・体験へのお申込み・相談は ☆
電話
・電話 092-406-3367 (電話受付時間 平日9時30分~18時半)
・メール:support@degi-ca.com
からもお気軽にご相談くださいませ🐨
HP:https://degi-ca.com/
メール(件名にブログ経由で問合せと入れていただくと、問い合わせがスムーズです)
support@degi-ca.com
(件名にブログ経由で問合せと入れていただくと、問い合わせがスムーズです)
ホームページ
https://degi-ca.com/
からもお気軽にご相談くださいませ🐨
メールでのご相談は、下記項目から可能な範囲で共有いただけますと幸いです。
(1)お名前
(2)性別
(3)お住まい(住所)
(4)連絡可能な電話番号(携帯・スマートフォン可)
(5)診断名(任意)
(6)希望見学or体験日(複数提示して頂けると幸いです)
(7)メールアドレス(スマホ・携帯・PC・フリーアドレスいずれか)
#Webデザイン #動画編集 #htmlcss #就活 #うつ病 #発達障害 #適応障害 #hsp #就労移行支援 #デジキャリIT #障害者雇用