離職期間が長くなると、働くことに漠然とした不安を抱える方は少なくありません。
体調や障害の特性、これまでの仕事でのつまずき、ブランクへの不安など、理由は人それぞれです。
就職活動というと、求人に応募することを思い浮かべますが、実際にはその前に整理しておくべきステップがあります。
大切なのは、「今の自分の状態を知り、無理のない進め方を選ぶこと」です。
その選択肢の一つとして、就労移行支援制度の活用があります。
この記事では、就労移行支援の利用を検討している方に向けて、次のポイントをわかりやすくでじもふくんと解説します。
■就職活動に不安を感じる理由
■働く前に確認しておきたいチェックポイント
■就職までのステップ
今回の記事が、「就労移行支援事業所を活用した方がいいの?」という迷いを解消するヒントになれば幸いです。
でじもふくんってだあれ?(ココをタップ♬)

デジキャリIT就労移行支援事業所のキャラクターであり、Instagramでは様々な知識を教えているよ!
就職活動に不安を感じたときに確認したい5つのポイント
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就職活動に不安を感じるのは、決して珍しいことではありません。
むしろ働くことを真剣に考えているからこそ、慎重になる人が多いのです。
よくある不安として、次のようなものがあります。
・体調の波……体調に波があり、安定して働けるか自信がない
・配慮の必要性……通院や服薬があり、勤務時間や働き方に配慮が必要
・コミュニケーション……人間関係やコミュニケーションに苦手意識がある
・過去の経験……過去の仕事や就職活動でうまくいかなかった経験がある
・自己理解……自分に合う仕事や働き方がわからない
こうした不安を抱えたまま、一人で就職活動を進めるのは大きな負担になります。
厚生労働省の資料でも、障害のある方が就職活動を進める際には、事前に自分の状況や不安を整理することが大切だとされています。
いきなり応募や面接に進むのではなく、「今の自分にとって、どんな準備や支援が必要か」を考えることが重要です。
就職活動前のチェックリスト
就職活動を始める前に、次の点を確認してみましょう。
▢ 体調や通院について、仕事上の配慮が必要だと感じる
▢ フルタイムや決まった勤務時間に不安があり、短時間からのスタートを検討したい
▢ 職場で困ったことがあったとき、一人で対応するのが難しいと感じる
▢ 過去の就職活動や仕事でつまずいた経験があり、就労への不安感が大きい
▢ 自分の強みや向いている仕事がわからない、客観的に整理したい
もし一つでも当てはまる項目があれば、「就職活動を一人で進める以外の方法」も検討してみる価値があります。
厚生労働省の資料でも、障害のある方が就職活動を進める際には、事前に自分の状況や不安を整理することが大切だとされています。
就職活動は、必ずしも一人で頑張るものではないのです。
一人で悩まないで!就労移行支援とは?受けられるサポート内容
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就職活動はいくつかのステップに分けて考えることで、見通しが立てやすくなります。
就職へのサポートに役立つ、就労移行支援について解説します。
就労移行支援事業所とは?
就労移行支援とは、障害のある方が一般就労を目指すための福祉サービスです。
働くために必要な知識やビジネスマナー、日常生活のスキルなどを、就労移行支援事業所に通いながら習得します。
気になる利用料金に関しても、9割の方が無料で利用しており、経済的な心配をせずに就職活動に専念できることが大きな特徴です。
自己負担が発生するか否かは、利用者本人と配偶者のどちらかの前年の収入が概ね100万円を超えているかどうかが目安となります。
利用料金は1回ごとに発生しますが負担には上限があるため、仮に料金が発生しても下記表の金額を超えることはありません。
| 区分 | 世帯の収入状況 ※1 | 負担上限月額 |
| 生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 低所得 | 市町村民税非課税世帯 ※2 | 0円 |
| 一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)※3 ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます。※4 | 9,300円 |
| 一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
※1 配偶者がいる方は、利用者本人と配偶者の所得の合算となります。一緒に暮らしている両親や兄弟の収入は合算されません。
※2 3人家族で障害基礎年金1級の場合、収入がおおむね300万円以下の世帯が対象です。
※3 所得割が16万円未満とは、おおむね収入が600万円以下の世帯です
※4 入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります。
なお、各就労移行支援事業所はカリキュラムが異なるため、学びたいスキルを習得するには事業所選びが大切です。
就労移行支援の3つの特徴
就労移行支援が、一般的なハローワークや求人サイトでの活動と大きく異なるのは、「準備」と「フォロー」に重点が置かれている点です。
① 就職活動を一人で進めなくてよい
事業所のスタッフが、障害特性や日々の体調に考慮して、本人の希望に沿った就職までの進め方や企業選びをフォローします。
② 働くための準備から始められる
生活リズムの安定、パソコンスキル、コミュニケーション練習など、就職活動の土台となる基礎的な訓練を行います。
生活の土台を整えることが、仕事だけでなく、生活全般への自信回復に繋がります。
③ 就職後も安心のフォロー体制
就職後、最大6ヶ月間にわたって職場を訪問したり、面談を行ったりする定着支援があります。
職場の困りごとや不安について相談できる、働き続けるためのサポート体制も就労移行支援の大きなメリットです。
就労移行支援事業所を利用した就職までの具体的な流れ
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就労移行支援を利用した場合、就職活動は次のようなステップを踏んで進みます。
Step1. 個別支援計画の策定と基礎準備(働くための土台作り)
まずは、事業所のスタッフとの面談を通して、現在の体調や不安、これまでの経験、希望する働き方を詳細に整理します。
こうして策定された「個別支援計画」を基に、安定した生活リズムの確立や体調管理方法の習得、基本的なビジネススキルの訓練など、就職活動の土台作りをします。
この基礎準備を疎かにせずに、じっくり取り組むことが、次のステップに進むために重要です。
Step2. 職業スキルの習得と適職の見極め
次に事業所内での職業訓練を通じて、パソコンスキル、ビジネスマナー、コミュニケーション練習など、働く上で必要な実践的なスキルを習得します。
同時に、どんな職種や環境が自分に合っているのかを考える、「適性検査」や「自己理解プログラム」も実施します。
企業実習や職場体験など実際の仕事を体験することで、机上の学習だけでなく、体験を通じて自分に合った働き方を知ることができます。
このステップでは何ができるのかを理解して、自分の得意を増やしていきましょう。
Step3. 就職活動の実行(企業へのアプローチ)
準備が整ってきたら、いよいよ具体的な就職活動です。
履歴書や職務経歴書の作成、模擬面接の実施など、応募に向けたサポートを受けながら就職活動をスタートさせます。
企業への応募前には、その企業の理念や障害者雇用の実績、募集職種の業務内容などを事業所のスタッフと一緒に分析します。
ここで障害特性や必要な配慮を、企業にどのように伝えるか(合理的配慮の伝え方)を綿密に打ち合わせるため、就労への不安解消の手助けになるでしょう。
Step4. 就職・職場定着(働き続けるためのサポート)
内定獲得や就職は、ゴールではなくスタートです。
就労移行支援の利用者は、就職後も最長6ヶ月間の定着支援を受けることができます。
この期間は事業所のスタッフが定期的に職場を訪問したり、本人との面談を実施したりします。
職場の人間関係や業務の進め方、体調の変化など、働き続ける上での困りごとや不安を相談できます。
さらに、6ヶ月以降も「就労定着支援事業」として、最大3年間の継続的なサポートを受けることも可能です
この働き続けることを見据えた息の長いサポートが、利用者にとって大きな安心感になります。

段階を踏んで進めていきましょう
でじもふくんのひとこと
「就活に向けて
就労移行支援事業所を最大限活用しよう」

今回は就労移行を活用した就職活動のステップについてお伝えしてきました。「自分だけでなんとかしなきゃ」と焦る必要はありません。就職活動に不安を抱くのは自然なことであり、障害の有無にかかわらず誰もが感じることです。
もしチェックリストに当てはまるものがあれば、「まだ利用するか決めていない」という状態でも見学や相談に訪れてみませんか。あなたの「働きたい」という気持ちを、専門スタッフが二人三脚で支えます。
私たちデジキャリIT就労移行支援事業所では、障害等の事情があって就職・再就職に悩んでいる方に対して、相談や就職準備、アドバイスなどのサポートを行なっています。「障害があるから仕事が見つからない…」などのお悩みを抱えている方は、一度相談に来てみてはいかがでしょうか。

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